佐藤健は「とても熱い人」 『四月になれば彼女は』山田智和監督を感激させた一言
仕事をするまでは佐藤に「クールな人」という印象を抱いていたという山田監督だが、本作を経て「実はものすごく熱い人」と新たな気付きがあったそう。 「もうやっていることがアツいです。脚本の段階からこの作品を気にして、時間を作って意見をくれているわけですよね。映画ではまだ新人の僕を信じ、支えてくれた。あとは、こんなこともありました。撮影も中盤に差し掛かり皆疲れてきたころ、僕が円陣を組もうと呼び掛けたんです。するとスタッフはクールな反応だったのですが、佐藤さんだけが“俺、そういうところ好きだけどな”と。もう心の中で“たける~!”と快哉を叫びました(笑)。だけどそういう優しさをあまり表に出さないところがまたかっこよくて、それがクールにつながっているのかなと思いました。優しい方です」としみじみ振り返っていた。(取材・文:編集部 石井百合子)