ロッテ・和田康士朗「スタメンで出ないと走れない数字」を目標設定 来季は成功率100%で30盗塁以上
盗塁部門を〝首席〟で終える。ロッテ・和田康士朗外野手(25)が17日、千葉市立大森小学校を訪問し、来季の目標に成功率100%で30盗塁以上を掲げた。 「30盗塁はやっぱり目標の一つ。僕の中では成功率100%を目指している。スタメンで出ないと走れない数字なので、まずは打撃を磨いていきたい」 今季は打率・150と低迷し、出場が守備固めなどに限られた。盗塁の成功率は100%だったが、過去4年でワーストタイの11個。まずは塁に出ようと「ポランコみたいな(長距離打者の)選手が使うもの」だった今季のバットをミート重視のものに変更し、動作解析のできる施設に通って打撃改良している。 この日は冬休みの宿題などで活用されるマリーンズ算数ドリルを贈呈。児童代表から「日本一を目指して頑張ってください」とエールをもらった。2021年に盗塁王(24個)に輝いた幕張のスピードスターは、タイトル返り咲きに向けてオフの〝冬期講習〟で力をつける。(森祥太郎)