「妖怪ウォッチ2 真打」発売 ── 行列の家族たちにドラマあり
「ゲームはパパ」「映画はママ」の連携プレー
いつも友だちとゲームで遊んでいる小6男児。好きな妖怪ベスト3は、ダークニャン、ジバニャン、オロチだ。「妖怪ウォッチ」ソフトを、もうすぐ迎える誕生日のプレゼントとして買ってもらうために、家族とやってきた。 父親と来店した小4男児は、お小遣いを貯めて買いに来た。好きな妖怪ベスト3は、山吹鬼、やまタン、いのちとりと、かなりマニアック。クリスマス・プレゼントには、家族から「ポケットモンスター」のゲームソフトをもらえる予定だ。「妖怪ウォッチとポケモンはどっちも好きだけど、『妖怪ウォッチ』は僕のお小遣いで買いたかった」そうだ。 小5女児が、「妖怪ウォッチ」のゲームをしながら父親と開店時間を待つ。「妖怪ウォッチ」は「ナゾ解きがむずかしくないから好きです」と話す。気になる妖怪はフユニャン。20日公開のアニメ映画「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」(東宝)で、重要な役どころを演じる注目株の妖怪だ。 映画も混雑が予測されるが、すでに映画の前売り券は確保。父親は「映画の方は妻の出番です」と、夫婦の連携プレーで、「妖怪ウォッチ」師走の2連戦に臨むという。 開店後、晴れてゲームソフトを手に入れた子どもたちは、「すっごくうれしい」「帰ったらすぐゲームで遊びたい」と、満面の笑みを浮かべていた。「妖怪ウォッチ」ブームに誘われ、家族の物語も続きそうだ。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)