SNS「複数アカウント」5割超、「実際会った」4割 日米中韓の高校生SNS調査 親の利用時間などの管理は“最下位” ルール作りどうする?【news23】
小川彩佳キャスター: どう使い分けているんですか? 藤森キャスター: 具体的には教えてもらっていなくて…あまり詮索するのもどうかなと…。 ■子どものSNSの利用 親はどう関わる? 「SNS利用」について家庭の対応はどうなっているのでしょうか。 ▼フィルタリング機能 日本:20.9%、アメリカ:10.0%、中国:15.1%、韓国:9.0% ▼時間を決める 日本:12.8%、アメリカ:14.3%、中国:52.9%、韓国:16.8% ▼金額を決める 日本:12.4%、アメリカ:19.8%、中国:21.1%、韓国:14.7% アクセスできるサイトを制限する「フィルタリング機能」を利用している割合は日本が一番高いですが、「時間を決めて使う」や「金額の上限を決めて使う」などは日本が最も低い結果となっています。 小川キャスター: ルールを作っている家庭はどのくらいあるのでしょうか。 斎藤幸平さん: 日本は少ないのではないでしょうか。藤森キャスターも「あまり“詮索”するのは」と話していましたが、“詮索”ではなく、コミュニケーションだと思います。 藤森キャスター: 「何かあったら」という話はしてますが、最初からガチガチに決めていくのはどうかなと思ってしまいます。 斎藤幸平さん: 日本は話し合いを避けて、フィルタリング機能のような技術で管理できるのであれば、話をしなくていいと考える家庭が多いのではないでしょうか。依存症や裏バイト、児童ポルノといった危険性もありますし、SNSを見ることで影響されて拒食症になってしまう人もいるなど、色々な問題があるように思います。 授業があればSNSを見ませんが、夏休みで一日中家にいることでSNSをずっと見てしまって問題が増えるかもしれません。 「今ならSNSを通じて人に会える」という時期なので、夏休みに入る前に家族でルールを作るといいと思います。 プチ鹿島さん: うちの子どもは小学校4年生ですが、2日前にスマホを持たせました。「親はどうすればいいのか」と色々な記事を調べましたが、やはり「対話が大事」だという記事が多かったです。 「時間を決めてやろう」と対話、コミュニケーションがあれば、子どもも納得するということです。日本で「フィルタリング機能」を活用している家庭が多く、最初に親が(制限を)かけてしまうというのは、コミュニケーションがない証拠なので、「話し合いましょう」ということでした。