（写真：東奥日報社）

　青森県板柳町内の4小学校の統合計画を巡る住民投票について、町は26日、8月8日告示、同18日投開票の日程で行うことを決めたと発表した。投開票日の前には町議会主催の公開討論会も開催する予定。 　住民投票では、町内4小学校が統合した後に使う校舎について、現在の板柳南小を長寿命化改修するか、板柳中学校の隣に新校舎を建てるかのどちらかを選択してもらう。 　当日は午前7時～午後6時、町内12カ所に設けた投票所で住民に投票してもらい、同6時45分から同町の多目的ホール「あぷる」で開票する。期日前投票は8月14～17日、町役場隣の福祉センター1階で行う。各日とも午前8時半～午後8時で受け付ける。 　また、町議会は改修、新築を議論する公開討論会を8月の平日と、日曜に1回ずつ開く予定。日時や会場などの詳細は今後決める。 　来月2日の臨時町議会に住民投票の関連経費を計上した2024年度一般会計補正予算案を提案する。長内伸夫副町長は取材に「投票が無事に行われるよう、しっかりと準備を進めていきたい」と話した。