鳥が航空機に衝突する「バードストライク」 那覇空港での発生数は全国2位
先月29日、韓国の務安国際空港で起きた旅客機の事故に影響した可能性もあるとみられる「バードストライク」。那覇空港での発生件数は羽田空港に次いで全国で2番目に多いことが分かりました。 国土交通省によりますと那覇空港で発生した鳥が航空機に衝突する「バードストライク」はおととしまでの5年間に279件で、おととしだけでも65件と羽田空港に次いで国内2番目の発生数となっています。 おととし6月には那覇空港で起きたバードストライクにより、滑走路を閉鎖して3回の点検が行われ、合計18便が遅延する影響が出ました。那覇空港事務所によると2020年に第二滑走路が供用開始されて以降、旅客機の発着が増えてバードストライクの件数も増加したとみられています。 航空会社や周辺自治体などは那覇空港鳥衝突防止連絡協議会を年に1回開催しているほか空港職員が鳥を空砲などで追い払い巣を作らせないよう緑地を整備し対策しているということです。
琉球放送