バルセロナ会長、急転直下のチャビ解任を説明「変化を起こさなければならなかった」
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はチャビ監督の解任を説明した。 バルセロナは5月24日にチャビ監督の解任を発表。ジョアン・ラポルタ会長は1カ月前、今季限りで退任する意向だったチャビ監督を慰留して思いとどまらせたが、同指揮官がその後クラブの財政難によって補強や成果を挙げることの難しさを説き、その発言に激怒して解任に踏み切ったとされる。 『バルサ・ワン』のポッドキャストでラポルタ氏は「チャビはこのチームを信頼していると言っていたが、彼の発言のいくつかは、まるで彼が話し方を変えたかのようだった。それで私は考え直し、理事会とも同じような気持ちで、変化を起こさなければならないと思ったんだ」と解任を説明し、以下のように続けた。 「チャビは良い仕事をした。昨年はリーグとスーパーカップを制したが、今年はうまくいかなかった。2月の時点で、私は6月に退団させることに同意した。その後、彼は私たちに続投を求め、私は彼にチームを信じているかどうかを尋ね、彼はイエスと答えた。チームに関して何が変わったのか、私は考え直した。そして、このチームからベストを引き出すためにハンジ・フリックを思いついた。彼はクラブの門戸を開いている」