【牛こんにゃく煮込み丼レシピ】 牛すじではなく牛カレー用肉で作る 「すじこん」が新たなおいしさ!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.123 牛こんにゃく煮込み丼
牛カレー用肉なんてのが、本日のお買い得でした。どうやら牛モモ肉の角切りのよう。カレーもいいけど、こんにゃくが余ってるので「すじこん」風に煮てみました。モモ肉は脂少なめなので煮込み時間は短く、サクッと作りましょう。 ■材料(1人分) ・牛カレー用肉:100g ・こんにゃく:70g ・刻んだ長ねぎ:適量 ・ごはん:1膳分 A ・水:100ml ・酒:大さじ1と1/2 ・みりん:大さじ1 ・砂糖:小さじ2 ・醤油:大さじ1/2強 ・味噌:大さじ1 ■作り方 (1) こんにゃくは2センチ角程度に切り、2分ほどゆがいてざるに上げておく。 (2) 鍋に(1)と牛肉、Aを入れて一度沸かし、中火で10分煮る。 (3) 器にごはんを盛り、牛肉とこんにゃくをのっける。残った煮汁を強火で煮詰めてトロッとしてきたらかけて、刻んだねぎをふる。 「すじこん」はその名のとおり、牛すじで作るのが本来ですが、私が住む関東エリアって牛すじがなかなか手に入らず、あっても結構高いんですよ。モモ肉は牛すじとは個性が真逆ですけど、これはこれでなかなかおいしい。発見でした。 そうそう、昨日の豆乳と白味噌を使ったビーフストロガノフ、「へええ!」と声上げてしまいました。「作ってみたくなる感じ」を詰め込むの、ホントのりこさん、うまいねえ。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司