大谷翔平

　米大リーグ機構は3日、6月の月間各賞を発表。ナ・リーグの野手MVPはブライス・ハーパー内野手（フィリーズ）、ア・リーグの野手MVPはアーロン・ジャッジ外野手（ヤンキース）がいずれも2カ月連続で受賞した。 【動画】「歩くまでもねぇ」逆転27号の大谷「確信仁王立ち」が反響　投手は何を投げりゃいいんだよ！な表情 　ハーパーは23試合に出場し、ナ・リーグ最高の長打率・714＆OPS1・166のほか、リーグ2位の打率・374、同3位の出塁率・452をマーク。本塁打（7）と打点（16）をカバーする成績を残し、自身4度目の栄誉を手にした。 　ハーパーと並び、有力候補とみられていたドジャースの大谷翔平選手は延長戦3試合を含む26試合にフルイニング出場し、打率・293、ナ・リーグ最多の12本塁打、同最多タイの24打点、OPS1・110など、高い数字を残した。最初の8試合こそ、打率・206、1本塁打、3打点、OPS・594と精彩を欠いたが、11、12日のレンジャーズ戦で2試合連発を記録して波に乗った。16日からは球団記録を塗り替える11試合連続打点をマーク。打率と本塁打でリーグトップに立ち、打点でも3位に浮上した。しかし、昨年7月以来、自身5度目の受賞はならなかった。 　ジャッジの月間成績は25試合で両リーグ最高の打率・409＆37打点、ア・リーグ2位の11本塁打。出塁率・518、長打率・864、OPS1・378の3部門でもいずれもMLB最高の圧倒的な数字をたたき出し、自身8度目の月間賞に選出された。