アーセナルにおける「ベルカンプ以来最高の契約」とは?英ジャーナリストが指摘する「昨シーズンとの最大の違い」
プレミアリーグ第27節が現地時間4日に行われ、アーセナルはシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。この試合を前に英国人ジャーナリスト、ピアーズ・モーガン氏がスポーツメディア『talkSPORT』に対し、今季のアーセナルについてコメントを寄せている。 【画像】アーセナル最新スタメン&フォーメーション モーガン氏は英紙『サン』や『ミラー』などでライター/編集者として働いた経歴があり、現在も様々な媒体で活躍を続けている。 同氏は昨シーズンのアーセナルについて「優勝争いから脱落し、チームがバラバラになってゆくように見えた」と前置きし、今季のクラブに対しては「総合力が高く、良いメンタリティを持っている」と見解を示す。今季チェルシーから移籍してきたカイ・ハフェルツらの貢献に言及しながら、「昨シーズンとの最大の違い」として、デクラン・ライスの名前を挙げた。 「ライスの獲得はアーセナルにとってデニス・ベルカンプ以来最高の契約だ」と同氏は語り、今季の初めにウエストハムから移籍してきたイングランド代表MFを激賞する。また、ライスが怪我で離脱中のトーマス・パーティと並んで中盤の底を形成した場合、「パトリック・ヴィエラとエマニュエル・プティ以来最強の守備的MFのコンビとなるだろう」と述べている。 データサイト『Sofascore』によると、ライスは現在チーム内3位の評価を受けており、1試合当たりのインターセプト数と正確なロングボールの数ではトップに立つ。その他のスタッツでも軒並み上位に食い込んでおり、アーセナルを攻守の両面で支えていることが窺える。なお、パーティは怪我の影響により今季の稼働は公式戦5試合にとどまるが、同サイトの評価ではチーム内6位に位置している。
フットボールチャンネル編集部