プロテインもマッサージガンも「ユーフィット」。クライミング日本代表・楢崎智亜を支える５つのモノ
7月27日（日本時間）から開幕するパリオリンピックに向けて、アスリートたちの競技生活を支える5つの“モノ”にフォーカスする特別企画。 ▶︎すべての写真を見る
今回は、カラフルなホールドが配置された 垂直の“壁”を体ひとつで踏破する「スポーツクライミング」の楢崎智亜選手にフォーカスを当てる。
攻めのクライミングに注目！
完登までの課題の数を競う「ボルダー」、制限時間までに登った高さを競う「リード」、壁を駆け登る速さを競う「スピード」と、競技特性の異なる3種目が存在する「スポーツクライミング」。 パリ五輪では、「ボルダー＆リード複合」と「スピード」の2種目で競われる。 ヨーロッパを中心にその人気は高く、日本も強豪国のひとつ。ワールドカップや世界選手権といった国際大会で優勝経験を持つ楢崎選手は、押しも押されぬ日本代表のエースだ。
オリンピック競技として開催されるのは、東京に続いて2回目。前回大会では4位と惜しくも表彰台には届かなかった楢崎選手にとって、パリはリベンジを果たすのに格好の舞台だ。 楢崎選手のストロングポイントはダイナミックで力強いムーブ。難しい課題にも果敢に挑む攻めのクライミングは、観ている側をワクワクさせてくれる。 その一方で、やはり体のケアは必須。トレーニングから試合まで、ハードな競技生活を支えるモノは、コンディショニングに関連するものが多い。
日々、体を酷使する楢崎選手に欠かせない５つのモノ
1.「ユーフィット」のマッサージガン クライマーにとって、特に疲労が溜まりやすいのが前腕部の筋肉。小さなホールドをつかむ指先は「皮が減っていく」ほど酷使するそうで、それを支える上腕の疲労度も半端じゃないことは想像に難くない。
「パワーはもちろん、持久力も求められるので、トレーニング中は前腕がパンパンになります。限界まで難しい課題をやったあとは、特に疲れるんですよ。 そんなとき、ヒジから手首にかけてコイツを当てると、筋肉がほぐれて再び登りやすくなります。ひとつの課題を終えたら、30分ほど時間を空けて、またトライする、という具合です」（楢崎智亜選手、以下同）。 楢崎選手が愛用するのは、他競技のトップアスリートにも愛用者が多い「ユーフィット」のマッサージガン「リリーサー プロ」。トレーニング中やトレーニング後、寝る前などに、筋肉のほぐしに活用しているそうだ。 「前腕部以外だと、広背筋やふくらはぎ、あるいはヒザ裏などにも使用しています。また、海外遠征時の移動中に足に当てることで、むくみを軽減できたりするので便利です」。
