選挙啓発のCM録音に臨む男児

　27日投開票の衆院選（15日公示）と釧路市長選（20日告示）、道議補選（18日告示）の投票を呼び掛けようと北海道の釧路市選挙管理委員会が、新たな街頭用、FMラジオ用CMを制作した。今回は「幅広い年代の心に響くように」（市選管）と初めて小学生がナレーションを担当。放送は10日から始まり、すべての有権者に投票を呼び掛けている。 　CMは「期日前投票編」と「当日編」の2種類。それぞれ20秒ほどの長さで「18歳明日をひらく初選挙！」「あなたの大切な一票。必ず投票に行きましょう」などと啓発している。　 　収録は8日、FMくしろで行った。声の主は、釧路市内在住の小学3年男児（9）。同局のCMには数度出演した経験があり今回、白羽の矢が立った。数度の読み合わせの後、同局パーソナリティーの田村直子さんから「元気ある声で」「少しゆっくり話そう」などとアドバイスを受けながら録音に臨み「少し緊張したが、思いを込めて原稿を読んだ。選挙には行ってほしい」と話していた。 　放送は同局と街頭放送で流れるほか、市選管の広報車の啓発活動でも使用する。