【闘病】「なんで私が?」 膝の僅かな違和感から始まった「多発性硬化症」
編集部まとめ
多発性硬化症はわずかな違和感から始まるため、「気のせいかな」と軽く考えてしまいがち。しかし、早期にしっかり治療することでYuriさんのように長年再発を抑え、自分のやりたいことをできるようにもなる人もいるようです。 また、見た目ではわからなくてもヘルプマークを持ち、困っている人は身近にいるかもしれません。もしもそうした人が近くにいたら、自分に出来ることはないか声を掛けてみてください。 気恥ずかしさがあり、勇気のいる行動ですが、一人の行動が周りの人の意識の変化にも繋がるのではないでしょうか。
【体験者プロフィール】 Yuri Saito さん(仮称) 1970年代生まれの女性。20代半ばに右膝にわずかな違和感を覚えるも、ビタミン剤で改善が見られた。その2年後、再び同じ違和感に襲われ、次第に足を引きずらなければ歩くことも困難になった。詳細な検査を行い、神経内科を受診すると、即日検査入院となる。詳しい検査の結果、「多発性硬化症」と診断され、その後は闘病生活が続いている。現在は定期的に注射を打つことで症状は安定し、健常者とほぼ同じ生活を送れている。 https://www.instagram.com/yuri.s_ms/
【この記事の監修医師】 村上 友太 先生(医師) ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。
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