楽天の浅村栄斗選手(写真：時事)

今季自身2度目となるホームラン王のタイトルを獲得した楽天の浅村栄斗選手(33)が29日、契約更改を行いました。 【画像】パ・リーグ個人成績　本塁打王は史上初の3人同時受賞 西武から移籍し楽天5年目となった今季は、シーズン序盤に打撃不振。チームも低空飛行となりました。それでも7月には打率.395、9本塁打24打点と躍動。終わってみれば8年連続全試合出場で、いずれもチームトップの打率.274、26本塁打、78打点をマークしました。 2度目のホームラン王には、「今シーズンは前半はなかなかうまくいきませんでしたが、最終的にタイトル争いをしてタイトルを1つ獲れたことはよかったです」と振り返りました。 最大13あった借金を一時は貯金まで戻しましたが、チームは借金1の4位でフィニッシュ。チームとしては26歳の村林一輝選手が、6月に打率.381を記録しショートのレギュラーを奪取。27歳の小郷裕哉選手もキャリア最多となる120試合で打率.262をマークするなど、若手の台頭も目立ちました。 それでも浅村選手は、「新しい風(選手)も入ってきましたが、来年はその選手以外にも活躍する若い選手がどんどん出てきて、チームが変わっていかないといけないと思っています」と若手にさならる奮起を求めます。 また、「毎年『優勝』という目標を掲げていますが、とにかく結果で見せることができるように、選手みんなで頑張っていきたいと思います」とその背中で引っ張る覚悟を示しました。