イーロン・マスク氏がトランプ氏と大統領選開票見守る TW社買収時と同様「流し台画像」も投稿
5日(日本時間6日)から開票作業が始まった2024年米大統領選をめぐり、かねて共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)支持を明言してきた実業家のイーロン・マスク氏(53)は5日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、トランプ氏と話し込む写真を投稿した。 【写真】トランプ氏らと話し込むイーロン・マスク氏 白いテーブルクロスが敷かれたテーブルの上にコース料理の準備がされた様子が写る中、背後には開票速報を報じるCNNの画面が大写しになっており、トランプ氏のフロリダ州の邸宅マール・ア・ラーゴで、ともに開票状況を見守っているとみられる。 マスク氏は、トランプ氏らと話し込む写真とともに「The future is gonna be so(未来はきっとこうなるだろう)」という一文を添えている。トランプ氏は今年8月、自身が今回の大統領選で勝利し大統領に返り咲いた場合、マスクが望めば閣僚に起用する可能性を検討すると述べている。 またマスク氏は、ホワイトハウスの大統領執務室とみられる場所に、白い流し台を手にした自身が写った、合成とみられる画像もXに投稿。「Let that sink in(この意味をよく考えよう)」というフレーズもつづった。 マスク氏はツイッター社を買収するに当たり、買収が合意に近づいていたタイミングの2022年10月にも、白い流し台を手にした同様の画像と、このフレーズを投稿したことで知られる。トランプ氏の大統領選利が近づいているとの認識を、示したかったとみられる。 マスク氏をめぐっては、先月下旬から自身が行う署名活動に賛同した有権者を対象に、毎日1人に100万ドル(約1億5000万円)を贈るキャンペーンを始め、物議を醸してきた。激戦州の1つ、ペンシルベニア州の司法当局はこのキャンペーンを中止するよう州裁判所に訴えたが、裁判所側はキャンペーン継続を認める判決を出した。マスク氏は5日で、キャンペーンを終える方針を示していた。