【採点寸評|横浜】2ゴールに絡んだブラジリアンがMOM。怪我人が戻ってきた守備陣も高評価[J1第32節 横浜 2-0 C大阪]
効果的だった攻撃陣のハイプレス
[J1第32節]横浜 2-0 C大阪/11月12日/日産スタジアム 横浜F・マリノスは11月12日、J1第32節でセレッソ大阪とホームで対戦し、2-0で勝利した。 【動画】エウベルが2ゴールに絡む活躍! 41分にヤン・マテウスが先制点を奪うと、その5分にはエウベルが追加点をゲット。後半は相手の攻勢に耐え、勝点3を積み上げた。 ▼横浜のチーム採点「6.5」 攻撃陣のハイプレスが効果的だった。アンデルソン・ロペスと西村拓真がプレスをかけて相手にプレッシャーを与え、前半はやや優勢に試合を進めた。 攻撃では前半にシュートが2度もクロスバーに嫌われたが、それでも2ゴールを奪った。 特に印象的だったのは、エウベルとヤン・マテウスにボールが入った時の攻撃の仕掛け方だ。ドリブルで仕掛けるのか、それともパスを繋いでやり直すのか。その判断がはっきりしていた印象で、それが30節の北海道コンサドーレ札幌戦(4-0)、31節のアビスパ福岡戦(4-0)に続き、3試合連続で複数得点を奪えた要因だろう。 また、下顎骨骨折で戦列を離れていた角田涼太朗が復帰を果たし、ヘッドギアを装着してのプレーながらも、アグレッシブな守備を披露していた点も、逆転優勝に向けて好材料と言える。 ▼横浜の出場16選手&監督の採点・寸評 GK:一森純|採点6/ハイラインを敷く守備陣の裏のスペースを的確にカバー。攻め込まれるシーンは限られたが、最後まで高い集中力でゴールを守った。 DF:松原健|採点6/惜しくもクロスバーに嫌われたが、33分には見事な切り返しから相手をかわしてシュートを放った。守備も安定感のあるプレーで無失点に貢献した。 DF:角田涼太朗(84分OUT)|採点6.5/下顎骨骨折の怪我を抱えるためヘッドギアを付けての出場も、その影響を感じさせない動きを披露。身体を張ったディフェンスも際立った。 DF:エドゥアルド|採点6/競り合いや対人守備で強さを発揮。ロングボールでショートカウンターの起点にもなった。 DF:吉尾海夏(76分OUT)|採点6/今節も左SBで先発。攻撃時は高い位置を取るため、序盤はJ・クルークスをフリーにしてしまう場面もあったが、ソツなくプレーした印象だ。
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