個別指導塾スタンダード、民事再生法の適用申請…負債額56億円の見通し「塾の営業は続ける」
学習塾を運営する個別指導塾スタンダード(福岡市)は、福岡地裁に民事再生法の適用を申請した。東京商工リサーチによると、負債総額は関連会社と合わせ127億円で、グループとの借入金などを除くと計56億円の見通し。スタンダード側は「塾の営業は通常どおり続ける」としている。 【地図】福岡市の位置
東京商工リサーチによると、スタンダードの教室数は西日本を中心に一時、約500か所に上ったが、コロナ禍による稼働率の低下などに伴って2023年7月時点で約290か所に減少。23年4月期の最終利益は5億円の赤字で、債務超過が拡大していたという。