捜査本部、尹氏に再び出頭要請 「内乱首謀者」と位置付け 韓国
【ソウル時事】韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣言を巡り、内乱容疑で捜査を進めている高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)などの合同捜査本部は20日、尹氏に対し再び出頭を要請したと明らかにした。 捜査本部は18日に出頭するよう通知していたが、尹氏は応じていなかった。 韓国メディアによると、捜査本部は尹氏を内乱の「首謀者」と位置付けており、公捜庁に25日に出頭するよう求めた。 捜査を巡っては合同捜査本部と検察が競い合い、捜査の重複や遅延が指摘されていたが、検察は18日、尹氏の捜査を公捜庁に一本化すると発表した。