まつりに運動会…忙しい週末だからこそ「行こう!期日前」 FMよみたんが緊急特番で衆院選の投票呼び掛け 沖縄
解散から投開票まで18日間という戦後2番目の短期決戦となった衆院選。27日の投開票日は地域行事や運動会と重なる市町村も多い。 【写真】候補者選びも「ポチッと」見つけやすく
読谷村では26、27の両日、読谷まつりが開催される。50回目という節目の開催でもあり、村民の準備にも力が入る。投票率の低下が懸念される中、FMよみたんは22日、期日前投票を呼びかけるため「緊急特番『行こう!期日前!』」を放送した。FMよみたんの仲宗根朝治社長は「それぞれの一票が身近な生活を変えていく」と期日前投票を呼びかけた。 緊急特番には、村選挙管理委員会の比嘉憲友委員、村明るい選挙推進協議会(明推協)の松田武成会長、琉球新報社統合編集局政経グループの仲村良太副グループ長が招かれた。ラジオ放送の他、FMよみたんのYoutubeでも生配信した。 比嘉さんは村内の期日前投票会場となる場所や、投票券がなくても免許証やマイナンバーカードで身分証明をすれば投票できることなどを紹介した。21日時点の期日前投票の割合は村内有権者の8・03%で「例年比で少ない」と、出だしがにぶい状況を説明した。
違反のない選挙や有権者が普段から政策などを見る目を養う運動を推進する明推協の松田さんは、違反ポスターがあることや、選挙期間が短い中での立候補者のPRなどの課題を共有した。 仲村さんは県全体の国政選挙投票率について「しばらく50%台が続いている状況だ」と低調な状況を説明した。「国会議員の選挙は国の予算や法律に関わる。少しでも興味を持ってほしい」と呼びかけた。
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