<松下洸平>「たまごっち」「デジモン」にハマった子供時代を語る 「放課後カルテ」で地上波ドラマ単独初主演
◇子ども時代は育成ゲームに夢中
松下さんは1987年3月6日生まれ、東京都出身の37歳。小学生の頃はどんな子どもだったか尋ねると、「とってもわんぱくでした」と即答。「僕は東京出身ですが、八王子のすごく自然豊かなところで育っているので、放課後になると外でみんなで遊んでいました」と明かす。
「僕が小学校高学年の頃、育成ゲームがはやっていたんですよ。たまごっち、デジタルモンスター(デジモン)とか。歩数計機能がついていて、歩数で成長していくデジモンのゲームがあったんですけど、それを手で振って歩数を稼いだり(笑)、取り付かれたように夢中でやっていましたね」
松下さんは、子どもたちの悩みにスポットを当てた今作の撮影を通し、時代の流れを感じたという。
「僕が子どもの頃は、携帯電話もなかったし、テレビゲームはあったけれど、今ほどインターネットでつながった環境ではなかったので、その頃と比べると、今の子どもたちは自分の居場所が学校以外のところにたくさんあるんだなと思いました」
最近では、スマートフォンを持っている子どもや、SNSを日常的に利用する子どもも珍しくない。
「それだけ居場所があるから、“もう一人の自分”を抱えて生きている子どもたちがたくさんいるような気がします。僕が子どもの頃は、学校と家しかなかったから、そこで一生懸命生きるしかなかった。でも、今の子どもたちはインターネットの中でも生きられるし、それに伴って関わる人間も増えるはずなので、その分、大人たちと同じように人間関係で悩む子も多いのかもしれませんね」
最後に、ドラマの見どころについて「子どもたちの問題はもちろん、大人たちの悩みもたくさん描かれますし、大人も子どもも、ご家族そろって楽しんでいただける素晴らしい作品だと思います。土曜日の放送なので、また次の月曜日から『頑張ろう!』と前向きになれるような作品になっています。ぜひ最後までお楽しみください」と呼びかけた。