阪神・岡田前監督が「オーナー付顧問」に就任「ユニホームは脱ぐけど、また違う方向で、違うところから違う立場でアドバイスや手助けする」 3年契約
今季限りで退任した阪神・岡田彰布前監督(66)が「オーナー付顧問」に就任することが6日、発表された。契約期間は3年。 【写真】ベンチで談笑する阪神・岡田彰布前監督と藤川球児新監督 この日、大阪市内の阪神電鉄本社を訪れ、杉山健博オーナー(65)と対談後、報道陣の取材に応じ、「ユニホームは脱ぐけど、また違う方向で、違うところから違う立場でアドバイスとかで手助けするというか、そういうことになると(思う)」と明かした。 シーズン終盤に体調を崩したが「うん、だいぶいい。だいぶいい」と回復したことをアピールした。 岡田顧問は2回目の監督就任1年目の2023年に18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を達成。今季は巨人と優勝を争い2位に終わったが、04年からの前回監督時代も含めて通算7年でリーグ優勝2度。球団の歴代監督1位の552勝を挙げた。 粟井一夫球団社長は「最大級の功績をたたえて、オーナー付顧問という職に就いていただき、支援や助言をいただくことをお願いしたいと思っている」と説明。チームは1日から藤川球児監督(44)のもと、高知・安芸市で秋季キャンプ中だが「(岡田顧問は)キャンプに(視察に)行かれると。プロ、アマスカウトにもアドバイスができるようなお仕事もしていただきたい」と、これまでの経験や球界内外の人脈で、常勝チーム作りをサポートしてほしい、と懇願した。