藤田菜七子騎手が引退…止まらないスマホ持ち込み「どのような対策を講じたのか?」
「どのような対策を講じて来たのか?」 この騒動にJRAで競走馬を100頭以上所有している馬主は、「本人が悪いのはもちろんそうです。ですが、こう何度も同じ問題を起こされて、どういう管理をJRAはして来たのでしょうか。根本的な対応に組織として怠慢を感じざる得ませんね。これまでどのような対策を講じて来たのか?説明して欲しいものです。一般企業ならトップが謝罪、解任されてもおかしくない事象なんじゃないかなと思います。理事長や騎手クラブはどのように考えているのか会見をすべきではないかとは思います」などと、JRAの対応、組織そのものに対しても疑問の声をあげた。 藤田菜七子という象徴的な女性騎手の存在が競馬界を去ることは、若手女性騎手たちにとっても大きな痛手だ。「藤田菜七子騎手に憧れて騎手を目指した」という声は少なくなく、その影響力は計り知れない。 今回の引退劇は、取り締まり強化を促すきっかけとなるのかもしれないが、残念ながら藤田菜七子騎手がターフに戻ってくることはもうないだろう。通信機器不正問題が影を落とす中での引退となってしまい、藤田菜七子騎手の輝かしいキャリアを一瞬にして曇らせてしまったのは残念でならない。
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