新型マツダCX-70登場!!! ただし、日本へはCX-80を導入へ
マツダの新しい2列シートクロスオーバーSUVに注目! 【写真を見る】新型CX-70の内外装(19枚) コスモスポーツとサバンナRX-7との共演にも注目!!!
北米におけるビジネス成長およびブランド向上を図る
1月31日、マツダは、新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-70(マツダ シーエックスセブンティ)」を発表した。 新型CX-70は、マツダのラージ商品群の第3弾。重点市場と位置づける北米市場向けに開発された2列シートクロスオーバーSUVだ。 新型CX-70のコンセプトは「Passion Pursuer(情熱の探求者)」。エクステリアは力強い造形の前後バンパー、新デザインの21インチアルミホイール、各所に施されたブラックのパーツが目をひく。インテリアは、鮮やかさと深みをあわせもつ赤系色の「バーガンディ」を基調としたカラーコーディネートも用意する。 荷室空間は、後方開口部からスイッチ操作で2列目シートを倒せる、電気式のリモートフォールド機能を採用。また、2列目シート折畳み時でもリヤの掃き出し口からフラットになる床面とした。さらに常備品などを入れる3つの床下収納スペースを設ける。 安全性能では、最新の「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)緊急停止支援機能付」を採用。CTSの使用時、手放し運転やドライバーの閉眼や脇見を検出した場合、ドライバーへの注意喚起を段階的におこなう。注意喚起をしてもドライバーの状態に変化がない場合は、車両の減速・停止を支援し事故時の被害軽減を図る。 パワートレインは、3.3L直列6気筒ガソリンエンジン(ターボチャージャー付)にM Hybrid Boostを組み合わせた「e-SKYACTIV G3.3」と、2.5L直列4気筒ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたプラグイン・ハイブリッドシステム「e-SKYACIV PHEV」の2種類。後輪駆動ベースの新世代アーキテクチャーと組み合わせる。 トレーラーの連結をサポートする「トレーラーヒッチビュー」も装備。5000lbsのけん引能力を誇る。 新型CX-70は米国およびカナダで今春の発売予定。以降、メキシコとオーストラリアにも導入されるという。 日本市場では新型CX-70の販売はおこなわれないが、今後、マツダのラージ商品群の第4弾「CX-80」は導入される予定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)