NFL=選手の自宅狙う窃盗被害相次ぐ、リーグが注意呼びかけ
[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米プロフットボールリーグ(NFL)は21日、選手らに対し、窃盗の標的になる可能性が著しく高くなっているため自宅のセキュリティーを強化し、交流サイト(SNS)への投稿に気をつけるよう呼びかけた。 ロイターが入手したNFLのメモによると、組織的な窃盗グループが複数のリーグでプロ選手の自宅を標的にしており、チームのスケジュールを悪用し、「徹底的な監視」で情報を収集しているという。 メモには「窃盗グループは公的記録、メディア報道、ソーシャルメディアを通じて、被害者候補の情報を収集しているとみられる。宅配を試みたり、近所で庭の手入れやジョギングをしている人を装うなどして、監視している」と記されている。 NFLは選手らに、外出時は部屋の明かりやテレビを付けたままにしたり、SNSについてもリアルタイムでの居場所や、自宅や滞在先の写真の投稿を避け、情報を最小限に抑えるようにするよう注意喚起した。 先月には、チーフスのQBパトリック・マホームズとTEトラビス・ケルシーの自宅が窃盗被害に遭ったと報じられている。