台風10号 東海への最接近は31日(土)か 危険な大雨が続く 災害に厳重警戒
台風10号の東海地方の最接近は?雨はいつまで?
非常に強い台風10号は、今日27日正午現在、奄美市の東約110kmにあって西北西へゆっくり進んでいます。中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/sです。台風は29日(木)に非常に強い勢力のまま九州に上陸し、その後本州を縦断し、9月1日(日)頃には東北地方に進む見込みです。 【東海地方の最接近は?】 昨日26日の予想よりも更に遅れ、31日(土)午前中になりそうです。ただ、台風の予報円は31日(土)以降、まだ幅が大きい状況です。台風は、進行速度の予測幅が大きく、最接近のタイミングは前後する可能性があります。今後も、台風情報の変化に注意してください。 【東海地方 雨はいつまで?】 台風の進路次第ですが、東海地方では31日(土)頃まで雨が降りやすいでしょう。大雨が長引き、総雨量がかなり多くなる恐れがあります。 また、明日28日以降、うねりを伴って更に波が高くなるでしょう。海の様子を見に行ったり、むやみに海には近づかないようにしてください。
日本気象協会 中部支社 竹下 のぞみ