強風にあおられ巨大看板倒壊 ムンバイ市内で10人超が死亡
ムンバイ、インド、5月14日 (AP) ― インド西部の商都ムンバイで5月13日、巨大な看板が強風にあおられて倒れ、10人以上が死亡、約60人が重軽傷を負った。 高さ70メートル、幅40メートルの広告が倒れた下にはガソリンスタンドと民家があり、20人から30人が下敷きになっているおそれがあり、現場では救助活動が続けられている。 この日ムンバイは豪雨と砂嵐に見舞われ、樹木がなぎ倒され、電線が切断、一部で停電が発生するなど大きな混乱が生じた。 地元のテレビで放映された映像には、巨大な看板が激しく風に揺らぎ、ガソリンスタンドと住宅に覆いかぶさるように倒れる様子が捉えられている。 この砂嵐で、ムンバイ国際空港の発着が見合わされ、少なくとも15便が到着空港変更となった。 ムンバイは、通常6月から9月モンスーンの季節に、大洪水や大雨に関連した事故が発生しやすいインドの大都市のひとつである。 (日本語翻訳・編集 アフロ)