松下奈緒らが「スカイキャッスル」撮了! 封印してきた笑顔で「何の後悔もない」
テレビ朝日系にて、木曜ドラマ「スカイキャッスル」(午後9:00)の最終話が9月26日に放送。それに先駆け、主演を務める松下奈緒らメインキャストがクランクアップを迎えた。 世にも優雅なたたずまいとは裏腹に燃えたぎる野心、猛烈な見栄とプライド、誰にも言えない秘密を抱えた、美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトルを描く衝撃作「スカイキャッスル」。 今作には主演の松下をはじめ、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪という豪華女性キャスト5人が一堂に集結。彼女たちが暮らす高級住宅街「スカイキャッスル」で起きた謎多き事故をきっかけに、スリリングな急展開が次々と押し寄せる予測不能なギラギラ・ドロドロの“ギラドロ”サスペンスミステリーを展開し、視聴者を毎話ざわつかせている。 このたび、迫真の芝居でさまざまな思惑が渦巻く壮絶バトルを繰り広げ、視聴者をゾクゾクさせてきた5人が、劇中で封印し続けてきたとびっきりの笑顔を浮かべ、撮影最終日を迎えた。
ひと足先にオールアップを迎えたのは小雪。ドラマ内では謎多き暗躍を続ける受験コーディネーター・九条彩香を演じ、視聴者はもちろん、主人公の紗英(松下)らを震え上がらせているが…。松下から花束を渡されると、小雪は満面の笑みでハグ。「特殊なドラマではありましたが、(それ故の)貴重な体験をありがとうございました。楽しかったです」と、声を弾ませた。
それから数日後。数々のマウントバトル&物騒な事件の場所となった思い出深い浅見家のリビングで、松下、木村、比嘉、高橋がそろってオールアップ。栄華を極める完璧セレブから急転落…秘密の過去がばれ、容赦なき家庭崩壊の危機にさらされるなど、紗英役を通して乱高下の人生を疑似体験してきた松下は「いろんな意味でチャレンジングなことが多い役柄でしたが、すてきな俳優の皆さんと同じ目線でいろんな演技ができ、私にとって“一つの財産”になりました」と万感の面持ち。 続けて「明日からは、目の奥は笑わずに笑顔になることがない…と思うと寂しくもありますが(笑)、もう何の後悔もない! あとは安心して最終回まで見届けたいです」と、充実感をにじませながらあいさつした。 その直後には「いえ~い!」と叫びながら思いっきり万歳。軽快なダンスでクランクアップの喜びと感謝を表現するなど、最後まで全力で現場を盛り上げた。 紗英と深い因縁のある「スカイキャッスル」の新住民・南沢泉を演じた木村は、「このセットで皆さんと一緒にクランクアップできることがすごくうれしいです。と同時に、作品の登場人物同様にこれから、みんなもそれぞれの道を進んでいくと考えると、切なくなってしまいました。この現場は安定剤みたいな存在で、ずっと楽しくて! ずっとここにいたいなって、心から願う現場でした」と感慨深く見渡す。 かたや意を決し、モラハラ夫に果敢に立ち向かっていく気高きセレブ妻・二階堂杏子を演じた比嘉は「(夫が息子のために作った勉強部屋の)壁をぶち破るわ、(夫が大切にする)ピラミッドを壊すわ…この役を演じさせていただいたおかげで、新しい自分の一面を見つけることができました(笑)。いろいろ経験させていただき、ありがとうございました!」と、達成感に満ちた笑みを浮かべた。 さらに、周囲に流されがちではあるものの、なんだか憎めないチャーミングな夏目美咲を演じた高橋は「皆さんと会うと心から癒やされて、オアシスのような現場でした! たくさん笑顔にしていただき、いつも幸せでした」とニッコリ。次々と暗雲が立ち込める物語とは一転、撮影現場は最後まで和気あいあい、この上なくピースフルな空気に包まれていた。 無事クランクアップを迎えた今作だが、ついに9月26日が最終回。未久(田牧そら)を殺したのは一体誰なのか、そしてついに明かされる九条の正体とは…。わが子を守りたい一心でなりふり構わず戦い続けてきたセレブ妻たちと、その家族を待ち受ける未来から目が離せない。