背番号22が甲子園に帰ってきました。 　阪神は22日から秋季練習を開始し、藤川球児 新監督率いる新生タイガースがスタートを切りました！ 　「おはようございまーす」 　きょう10月22日に背番号22が帰って来た！ 　阪神の秋季練習が甲子園でスタートし、藤川球児新監督は現役時代の背番号22のユニホームを身にまとい、選手たちの動きを確認しました。 　練習の合い間には自ら野手陣のもとへ歩み寄り、談笑する場面も。 　また、投手陣には身ぶり手ぶり“火の球”指導！？ 　そして、監督として初披露となった背番号22については… 　阪神タイガース　藤川球児 新監督（44） 「選手だったりスタッフからは、この番号がやっぱり慣れ親しんでいる。違う番号をつけるとまた印象が変わってしまうので、こちら（22番）の方がいいんじゃないかと言ってもらいました」 「これから秋季練習、秋季キャンプに入っていく段階なので、まずは人と人として話してみて、というところですね」 　無敵の“火の玉”軍団へ、藤川新監督を支えるコーチ陣も発表されました。 　球団OBなどが多くを占める中、“新入団”となったのが、小谷野栄一 打撃チーフコーチ。 　打撃チーフ　小谷野栄一コーチ（44） 「藤川監督がやるからこそ、新たに自分自身もチャレンジしたいなと思って」 「これから一人一人の今年までの打席とかを全部映像であったり、そういうのを全部確認してからでないと、選手たちに失礼なことになってしまうと思うので、そういうことをしっかりと自分で勉強してから、選手一人一人のために勉強してから、取り組んでいきたいなと思ってます」 　そして、異例の“二刀流”が！ 「すごいいっぱいいる。慣れてないので優しくお願いします」 　片山大樹 ブルペンコーチ兼ブルペン捕手。 　ブルペン兼ブルペン捕手 片山大樹コーチ（49） 「（コーチ要請に）正直驚いている気持ちと、うれしい気持ちと。（監督から）知識は財産だからと言われまして、即答というか、もちろん手伝わせてもらいたいと言いました」 「ちょっと派手かなと思いましたけど、これ（スーツ）は藤川監督が現役時代に僕にちょっとプレゼントしていただいたもので、思い出があるスーツなので着てきました。まだまだ僕も現役で（投手の球を）捕り続けて、いろんなピッチャーと話しながらやっていきたい」 　セ・リーグの王者奪回へ！ 　藤川球児 新監督（44） 「一軍の主力で戦ってきたメンバーには、まずこの1年間ご苦労様ということと、スタッフの方も疲れているところなんですけど、そこをエンジンをかけさせなきゃいけないということで、いかに熱くこの秋季キャンプに入っていけるかが、来年に向かう意味でも大事だと思う」 　甲子園で幕を開けた藤川阪神。秋季練習を“実りの秋”とするために、“火の玉”はすでに燃え上がっています！