米南部ハリケーン被害7兆円か 大統領、13日に現地視察
【ワシントン共同】バイデン米大統領は11日、南部フロリダ州を直撃したハリケーン「ミルトン」について、専門家による初期段階の試算として、被害総額が約500億ドル(約7兆4560億円)に上る可能性があると発表した。13日にフロリダを訪問し、被災地を視察する。 【写真】ハリケーン「ミルトン」による洪水で浸水した地域
CNNテレビによると、被災地では少なくとも16人が死亡した。広範囲が浸水し、救助活動が続いている。竜巻や土砂災害が発生し、多数の建物が損壊した。 バイデン氏は11日、ホワイトハウスで関係閣僚らと会合を開き、被災対応に全力を挙げる姿勢を強調。被災状況の全容を把握次第、復興予算の確保に向けて議会に協力を仰ぐとした。