南魚沼のコメ農家が国際コンクール金賞受賞!受賞の裏での努力とは【新潟】
コメの食味などを競う国際コンクールで、南魚沼市のコメ農家が金賞を受賞しました。3年ぶりの受賞の裏には、猛暑対策などの努力がありました。 【動画】南魚沼のコメ農家が国際コンクール金賞受賞!受賞の裏での努力とは【新潟】 約18haの田んぼで南魚沼産コシヒカリを栽培する、関智晴さん。 12月、山梨県で開かれたコメの食味を競うコンクールに出品し、最高ランクの国際総合部門で金賞を受賞しました。 ■関農園 関智晴さん 「去年は取れなかったので、今年は取れてホッとしているのと率直にうれしい。」 関さんは6年連続で金賞を受賞していましたが、2022年・2023年と落選...。今年も夏の高温と日照不足がありましたが、カニの殻や米ぬかなどを混ぜて作る『ぼかし肥料』に加え、収穫時期の調整を徹底しました。 ■関農園 関智晴さん 「高温障害なく、きれいで粒の張りもすごくいい。太っているというか厚みがあって、今年はかなりいい。」 関さんのコメは、高価格帯ながらネット販売はすでに“完売”。生産コストの上昇で、去年に比べ5kgあたり500円から1000円ほど値上げしました。 ■関農園 関智晴さん 「今の高い価格帯でも、農家からするとやっと利益を出せる状況なので、理解してもらえたらうれしい。」 関さんは、市内でおにぎり専門店も経営。 炊き立てのご飯で作った塩むすびを提供しています。 ■関農園 関智晴さん 「自分で食べてみておいしいと思うコメであって、お客さんが食べておいしいと思ってもらえるのが大事。今までより、さらにおいしいコメを作ろうという気持ちでやっていきたい。」 関さんの目は、早くも来年のコメ作りに向いています。