森香澄、鈴木おさむ“幻の企画”であざと女を熱演 同じ映像が2回流れて結末が真逆に「栞ちゃん 心の声を聞かせてよ」放送
森香澄が、テレビ朝日のドラマ「栞ちゃん 心の声を聞かせてよ」に主演することがわかった。同作は、今年の3月末まで放送作家・脚本家として第一線で活躍していた鈴木おさむが現役時代に執筆し、温存していたという、いわば“幻の企画”。まったく同じ映像のショートドラマが“2度流れる”という新感覚の内容になっている。 【フォトギャラリー】クロちゃんを“監視”する森香澄 本作は、心温まる物語……に見える“表”編と、その後、同じ映像に主人公の心の声を入れた“裏”編を放送。すると“表”編ではわからなかった「そんなことを考えていたのか!」という驚きや、「あの表情はそういう意味だったのね!」という発見が生じる。同じ映像を見ているにも関わらず、2度目で真逆といえる結末を目撃することになるのだ。 可憐なビジュアル&あざとかわいい言動で“令和のあざと女王”との呼び声高い森。2023年、テレビ東京のアナウンサーから転身して以降、バラエティー番組のみならず、ドラマ「たとえあなたを忘れても」「伝説の頭 翔」など話題作で幅広いキャラクターを演じてきたが、今回は、人々を魅了し続けている森が“あざと女・栞”の建前と本音をリアルに体現している。 第1話では、栞と今カレのデートの様子を描くという内容。交際2周年記念のデートで、思い出の観覧車に乗り、大はしゃぎする栞だが、浮かない表情の彼氏が「話がある」と、言い始めて……。続く第2話では、広告代理店勤務の栞の上司が退職することに。栞ら部下たちは、退職日にあるサプライズを準備するのだが……そして迎える第3話では、飲み会で出会った御曹司を狙う栞が繰り広げる駆け引きが描かれる。いずれも、まずは“表”編、続けて“裏”編を放送。1話につき同じ映像のショートドラマ2本がセットになっている。 本作の演出を手掛けるのは、鈴木が「テレビ朝日のこれからを支える若き実力者」と太鼓判を押す柿原貴興。柿原は「10万円でできるかな」や「さよなら大好きな店」など、数多くのバラエティ番組を担当しているディレクターだ。さらに、斬新な構成の本作にはナビゲーターが登場。不気味だけどちょっとカワイイ、なんとも不思議なキャラクターを、インパクトのある作品の数々で注目を集めるアートディレクター・藤井亮が生み出している。 「栞ちゃん 心の声を聞かせてよ」は、12月13日夜11時15分~深夜0時15分(※一部地域を除く)にテレビ朝日で放送。コメントは、以下の通り。 【森香澄】 このドラマはラブストーリーなんですが、同じ内容が2回放送されるんです。 2回目の“裏”を見ていただくと、だいぶ面白いことになっております…! “裏”には、私が演じる栞ちゃんの心の声が入る構成になっていて、それを見ていただくと、1回目の“表”とまったく違う物語になるんです。 その違いを楽しんでいただけるとうれしいな、と思います。 女性だったら「あ、こんなこと思ってる! わかる!」と、共感していただける部分があるかもしれませんし、「こんなことは思ってないよ!」と、ちょっと面白く感じる部分もあるかもしれませんので、ぜひそこも楽しんでいただければうれしいです。栞ちゃんの“表”と“裏”を、ぜひお楽しみください。 【鈴木おさむ(脚本/スタートアップファクトリー代表)】 この企画は、僕が放送作家時代にずっとやってみたいと思っていたもの。 もしも主人公の心の声が聞こえたら…。 そんなありそうでなかった新感覚ドラマを、僕が辞める前に企画を通していただき、作ることができました! しかも、森香澄さん! 最高のキャストと、テレビ朝日のこれからを支える若き実力者で送るこのドラマ! 期待しちゃってください。