坂田利夫さん 老衰のため死去 82歳「アホの坂田」で親しまれる 最期は間寛平さんらに見守られ
お笑い芸人の坂田利夫さんが12月29日(金)に老衰のため、大阪市内で死去したということです。82歳でした。通夜、葬儀告別式は、近く近親者で執り行う予定だということです。また、最期には親族と間寛平さん夫妻に見守られながら息を引き取ったということです。 【画像を見る】病床でも笑顔の坂田利夫さん 吉本興業によりますと、坂田さんは1964年にデビューし、前田五郎さんと漫才コンビ「コメディNo.1」を結成、数々の賞を受賞したということです。バラエティ番組「あっちこっち丁稚」で共演した後輩の間寛平さんとは54年間の親交があったということです。 「アホの坂田」の愛称で全国のお茶の間で愛されるキャラクターとなり、テレビ番組やCM、映画など多方面で活躍。コントや吉本新喜劇などにも出演し、2016年には「第51回大阪市市民表彰(文化功労)」を受けるなど、関西演芸界の発展にも貢献しました。 2009年に「コメディNo.1」を解散、その後もなんばグランド花月、よしもと祇園花月などの舞台で活躍していました。2022年7月に行われた「さざなみ寄席」に出演したのが最後の舞台になったということです。 吉本興業は「皆様には、故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」としています。