【新日本】真壁刀義が来年引退の棚橋弘至にシングルマッチ要求 「棚橋のデビュー戦の再来だよ」
新日本プロレス6日の大田区大会で、真壁刀義(52)が棚橋弘至(48)とのシングルマッチを要求した。 真壁はこの日の大会で棚橋、矢野通、タイガーマスクと組んで「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮&高橋裕二郎&SHO&金丸義信と対戦。試合はH.O.Tのラフファイトで大荒れとなり、最後は裕二郎のベルト殴打を浴びたタイガーマスクが3カウントを奪われてしまった。 ドラマはバックステージで待っていた。2026年1月4日東京ドーム大会での引退を控えラストイヤーを突き進む棚橋のコメント中に登場した真壁は「一つ言いてえことがあるんだよ棚橋さんよ。お前引退するんだろ? それで満足か? なんかやってねえことがあるだろ? 何だと思う?」と質問。棚橋は万感の表情で「真壁さんとシングルマッチです」と返答した。 1999年10月10日の後楽園ホール大会で行われた棚橋のデビュー戦。その相手を務めたのが真壁だった。「社長が言ってるんだ、間違いねえな。棚橋が俺より先に引退する? クソ食らえだよそんなもんは。今までの選手としてのプライド? そんなもんは全部ぶっ壊してやる。棚橋のデビュー戦の再来だよ。あれから全てが始まってるんだ。分かってるな、棚橋」と、おそらくは最後となるであろうシングルマッチで合意。棚橋の引退ロードに欠かせない大一番が決定的となった。
東スポWEB