北川裕二、デビュー40周年記念曲『なみだぐせ』熱唱 ディナーショーの東京公演「ヒット曲目指して頑張っていきます!」
演歌歌手の北川裕二(71)が17日、東京都内でデビュー40周年記念のディナーショーを開催。師匠で作曲家の弦哲也さん(77)が祝福に駆け付ける中、「早いうちに先生においしいお酒を飲んでほしい。ヒットを目指して頑張っていきます!」と決意を新たにした。 全国5地区で開催されたディナーショーの最終公演。ステージでは、弦さんが手がけた40周年記念曲「なみだぐせ」などを情感たっぷりに歌い上げてわかせた。 北川は、当時30歳だった1983年、日本テレビ系「新・スター誕生」で6代目グランドチャンピオンになったのを機に、弦さんの2番弟子としてデビュー。歌ってきた楽曲はほとんどが弦さんの作品で占められ、2人は強い絆で歩んできた。 その40年の歩みはマイペースだったのか、北川は「各駅列車」と例えつつ、ヒットに向けて「(今後は)ちょっと急いでいきたい」と宣言。思い出を問われると「全部が思い出。良い意味で恩返しがしたい。早めにヒット曲を出すのが恩返し」と誓った。 長く患っていた背骨の神経が圧迫される「脊柱管狭窄(きょうさく)症」のため、今年は2度の手術も受けた。痛みからは解放されたが、まだ脚が重いなどの状態を明かしながら「とにかく前向きに頑張って行きたい」と次の50周年に向けて気合十分だった。 弦さんは「北川裕二は鈍行列車で歩いた40年。そろそろ年齢を考えたら新幹線に乗ってほしい」とユーモラスに飛躍を願った。
中日スポーツ