ユーロでルーマニアをベスト16に導いたヨルダネスク監督が退任…連盟は続投希望もしばしの休養へ
ルーマニアサッカー連盟(FRF)は22日、同国代表を率いるエドワード・ヨルダネスク監督(46)の退任を発表した。 【まとめ】海外移籍最新情報を網羅!詳報をチェック ゲオルゲ・ハジ氏らを擁した1994年アメリカ・ワールドカップでベスト8進出に導いたアンゲル監督を実の父親に持つヨルダネスク監督は、2022年1月にルーマニア代表の新指揮官に就任。以降は28試合を指揮し、10勝10分け8敗の戦績を残した。 ユーロ2024予選では無敗の首位通過を成し遂げると、本大会ではベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表という難敵と同居したグループEを首位通過し、大会のダークホースの一角を担った。 その後、ラウンド16ではオランダ代表に屈して父と同じ同国の主要国際大会最高位到達とはならなかったが、その手腕は高く評価されていた。 当然のことながらFRFは今月末で切れる契約を延長すべく交渉を重ねてきたが、最終的にはしばしの休養を希望するヨルダネスク監督の意向を受け入れる形となった。 そして、「協議の結果、ルーマニアサッカー連盟はエドワード・ヨルダネスクの休養の決断を理解し、尊重します。同時に、これまでの仕事、この困難に満ちた期間の献身、代表チームで得た結果に感謝し、エドワード・ヨルダネスクが今後もルーマニアサッカーに良い影響を与え続けると確信し、今後のプロジェクトで大成功を祈っています」と、円満な形で契約満了を発表した。 なお、現時点で後任人事やヨルダネスク監督の今後の去就に関する具体的な話は出ていない。
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