博多ラーメン店「一風堂」力の源HD、最終利益25・2%減…原材料費・人件費上昇に価格転嫁追いつかず
博多ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングス(HD)が13日発表した2024年9月中間連結決算は、最終利益が前年同期と比べ25・2%減の7億円だった。全293店のうち144店を展開する海外で小麦などの原材料費や人件費などが上昇し、価格転嫁が追いつかなかった。
売上高は11・6%増の166億円と、中間期の最高を更新した。円安で円換算の収益が押し上げられたほか、国内店舗で昨年に価格を引き上げ、客単価が上昇した。
25年3月期の業績予想は据え置き、売上高を前期比10・1%増の350億円、最終利益を10・2%増の24億円とした。