「はまってしまった」。広がり始めたフリマアプリ利用、中高年の声
「いらないものがなくなっていくのが楽しい」「高値でも結構売れる」
一方、40歳の男性会社員Cさんは今年に入って始めた一人。「とにかく家のいらないものがなくなっていくのが楽しい」と話しますが、「ある時、100円均一で買ったものが数倍の値段で売れた。試しに同じものを複数買って、出品したら高値でも結構売れる。ちょっとしたお小遣い稼ぎになっている」と話します。 フリマ販売ではこうしたセミプロ化する人も出てきているといいます。また、昨年は現金を額面より高く販売して問題化したり、偽物販売するなどの不正利用を行う参加者の増加も予想されるだけに、こうした対策が今後どう強化されるか注目されます。さらにフリマアプリの発送品を受け付けるコンビニエンスストア関係者は「梱包がいい加減で受け付けられず、トラブルになることも少なくない。業務が増えて大変」という声も聞かれます。今後個人間売買がどう成熟していくのか注目されます。