前列はラグビー部出身芸人。東海林専務理事（右から5人目）はフランス大会の行き帰りの飛行機でM-1を視聴したそう©️吉本興業

　リーグワンは12月9日に開幕する「NTT ジャパンラグビー リーグワン 2023-24」に向け、愛知県、福岡県、千葉県 といったリーグワン所属チームのホストエリアにあたる各地のイオンモール特設ステージなどでイベントを開催する（スケジュールの詳細は下記に記載）。 『ジャパンラグビー リーグワン 新シーズン開幕直前よしもと芸人が全力応援！ラグビーキックオフツアー！』と題し、吉本興業でラグビー部出身の芸人を中心に出演。笑いを交えて、ラグビーを楽しく盛り上げる。 　イベントはいずれも無料で観覧が可能だが、イオンモール特設ステージは当日受付で先着順、ツアー最終日のよしもと幕張イオンモール劇場は事前の申し込みが必要となる。 　リーグワンの事業共創パートナーで、吉本興業と業務提携を結ぶNTTドコモからアイデアをもらい、夏頃からリーグが働きかけて今回のコラボが決まった。 　東海林一専務理事が狙いを話す。 「われわれのチャレンジは、コアファン以外の方にどれだけラグビーの素晴らしさを知っていただくかだと思っています。今回、W杯を通してラグビーに接する機会を持った方は多いと考えているので、吉本興業さんとご一緒させていただくことで、リーグワンを深く知っていただき、ラグビー会場に足を運んでいただいたり、テレビで観戦していただくことにつながればと思っています」 「日常生活の中でふと触れるラグビーというのがとても大切だと思っている。今回は（主に）イオンモールでやらせていただくので、特にファミリー層にラグビーを知っていただくきっかけになれば嬉しい」と続けた。 　10月31日には都内で同イベントの概要発表記者会見が開かれ、中川家の礼二やケンドーコバヤシ、帝京大ラグビー出身のしんやらが出演。ラグビーの魅力やリーグワンでの注目選手を挙げた。 　しんやが「世界各国の選手が来る！ 決勝で戦ったNZと南アフリカの選手が日本で見られるんですよ。すごくないですか」と話すと、礼二も「テレビ中継では聞こえてこない人と人がぶつかる音、生々しい音。これをぜひ体感してほしい」と現地観戦を呼びかけた。 　ケンコバは「他のスポーツと違うのは、ノーサイドというのがほんまのノーサイドなんです。意外と近くパブで両チームの選手が一緒に飲んでいたりする。それがカッコいい」と魅力を語った。 　注目選手には、礼二は神戸Sのブロディ・レタリックと三重Hのフランコ・モスタートを挙げ、「2メートル越えのホンマのデカさを生で見ていただきたい」。 　ケンコバは横浜Eのファフ・デクラークを「見た目は中古レコード屋の店員。奥でギターの練習をしていて全然接客してくれない人みたいな。でも本当に気が強い。あのサイズで押し負けない超人」と紹介。 　スリムクラブの眞栄田賢も、注目のチェスリン・コルビ（東京SG）を「なんといってもあのスピード、軽量化し過ぎたミニ四駆みたい」と例えた。 　レイザーラモンRGは自身がモノマネをするBL東京のリーチ マイケルを挙げ、「いま一番コンディションが良い。リーチを生で見たことが今後伝説になる」と話した。 　今季の優勝チームは礼二が横浜E、ケンコバがトヨタV、しんやが埼玉WKと予想するなか、リーグワンをあまり知らずに予想を振られた蛙亭の中野周平はあてずっぽうで「高島屋」と回答。礼二がすかさず、「昔、伊勢丹はあった。惜しい」とフォローを入れた。 　スリムクラブの内間政成も「サンエー」と沖縄のスーパーの名前を挙げて、笑いを誘った。