台湾の中学生が熊本市の中学校を訪れ剣道や浴衣など日本文化を通して交流【熊本】
テレビ熊本
半導体製造大手TSMCの進出で、台湾では熊本への注目が高まっています。 こうした中、台湾の中学生が先日、熊本市の中学校を訪れ、剣道や浴衣など日本の文化を通して交流を深めました。 熊本市の白川中学校を訪れたのは台湾にある君毅高級中学校の生徒およそ30人です。 半導体製造大手TSMCの進出によって熊本への注目が高まっているとして、 県は台湾からの教育旅行を積極的に受け入れています。 今年度の受け入れは今回が6校目です。 セレモニーでは白川中学校の黒田 壮真生徒会長が「日本に興味を持ってもらえたらうれしい。台湾のこともたくさん教えてほしい」と歓迎しました。 そして、それぞれの校歌を披露。白川中学校の生徒も君毅高級中学校の校歌を一緒に歌いました。 また、サプライズで台湾でも人気のくまモンが登場すると、会場の盛り上がりは最高潮に! 台湾から来た生徒の多くが本物のくまモンを見るのは初めてということで大喜びの様子でした。 歓迎セレモニーの後はそれぞれのクラスに分かれて一緒に授業を受けました。 体育では剣道を体験。足さばきなどを学びました。 また、家庭科の授業では台湾の生徒が浴衣姿に…。 【君毅高級中学校の生徒】 「良い経験でうれしい。着物もかわいい。日本人の生徒は私に優しい」 「楽しい。全てのクラスメートが私に良くしてくれて、うれしかった」 【白川中学校の生徒】 「翻訳したり、使える英語を応用したりして話しています。貴重な経験なので大切にしたいです」 最初は緊張した様子だった生徒たちも言葉の壁を感じさせず、楽しそうに過ごしていました。
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