【青葉賞】前走の敗因は明確!トロヴァトーレがダービーの切符獲りへ
青葉賞 トロヴァトーレ 鹿戸雄一調教師 ――前走の弥生賞は6着でした。レース内容を振り返ってください。 鹿戸調教師(以下、鹿):前走は1コーナー辺りで他馬と接触したり、馬場が悪いところで脚を取られたときに急に手応えが悪くなったりと、いろいろな条件が重なって不完全燃焼で終えてしまった一戦でした。 ――今回青葉賞を選択された意図は。 鹿:皐月賞へ出走出来なくなってしまいましたし、次の目標となる日本ダービーから逆算して、ここが丁度良いだろうということで選びました。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 鹿:前走後はすぐにノーザンファーム天栄へ放牧に出して、十分にケアしてもらって良い状態で帰厩しました。 ――4/17(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 鹿:ジョッキーを乗せて3頭併せの真ん中に入れてファイトしてくれれば、と思っていましたが、最後までしっかり走っていましたし良い稽古が出来たと思います。 ――現状で先生が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。 鹿:まだ100%完成している状態ではないのに良いパフォーマンスを見せてくれていますし、使いながら力を付けてきているように成長力があるところが良いと思います。素直で乗りやすいので、中山、東京と場所を選ばず距離もこなしてくれると思います。 ――今後の成長を期待しているところは。 鹿:心身共にまだまだ伸びシロがありますし、これまでと同じようにいろいろなことを経験しながら力を付けていってくれれば、と思います。 ――レースへ向けて意気込みをお願いします。 鹿:ダービートライアルで良いメンバーが揃うと思いますし、ここで良い競馬が出来れば本番も楽しみになると思うので頑張ってもらいたいです。 ――皐月賞を目指していたシュバルツクーゲルも青葉賞へスライドしてきました。中間の様子とレースへの意気込みをお願いします。 鹿:前走と比べて10キロくらい体も絞れて動きやすくなっていますし、すごく良い状態です。この子も良いものを持っているので、ダービーの優先出走権を取りたいですね。
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