センバツ21世紀枠 府推薦校に山城 府大会で4強 /京都
府高野連は5日、2025年3月に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」の府推薦校に山城(京都市北区)を選んだと発表した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 山城は1907年創立の府立校。野球部は15年に創部で、夏の選手権大会には第1回大会から出場している。甲子園には夏3回、春1回出場しているが、1961年夏を最後に出場がない。プロ野球・阪神で選手・監督として活躍した吉田義男さんらを輩出している。今秋の府大会では準々決勝で強豪・鳥羽を逆転で破って4強に進出した。 府高野連は推薦理由について、「文武両道を掲げ、選手と指導者がひたむきに努力を続ける中で、着実に上位に進出する力をつけている。きびきびとした動きは模範とするところ」などと説明した。 12月に近畿2府4県の推薦校から近畿地区の候補校を選出。来年1月に全国9地区の候補校の中から2校が「21世紀枠」としてセンバツ出場校に選ばれる。【大東祐紀】 〔京都版〕