「高槻将棋まつり」でPR大使・つるの剛士が市長に開催提案「はにわ人間将棋を!」
俳優・つるの剛士が16日、大阪府高槻市の安満(あま)遺跡公園で開催された「高槻将棋まつり」で、谷川浩司十七世名人、古森悠太五段、濱田剛史・高槻市長とともに「『将棋のまち高槻』のこれから」と題したトークショーに出演した。 高槻市には大阪市福島区から移転する新しい関西将棋会館が12月3日にグランドオープンする。5~12歳を同市で過ごしたつるのは「将棋のまち高槻」のPR大使を昨年11月から務めている。 記念イベント会場は、在住当時のつるのの遊び場で「まさかここで将棋まつりができるとは。ホンマに原っぱで、トカゲや昆虫がいっぱいいた。『将棋のまち』になってよかった」と感無量の様子。 同席した古森は同市出身で「移転を知った時は驚きました」。新会館1階には道場やグッズ販売所があり「遊び感覚で、カフェのように、ふらっと入ってみたいと思われる会館になれば。将棋を通して高槻市に親しみを持ってほしい」とPRした。つるのから「いつかは高槻からタイトルホルダー誕生を」と激励されると「責任を感じます」と苦笑した。 「将棋のまち」として、今後やるべきイベントについて、つるのは、古墳でも知られる同市のマスコットキャラクターが埴輪(はにわ)の「はにたん」とあって「ここで『はにたん人間将棋』を。イチオシです。市長と私で対局しましょう」と同じ“タケシ対決”をアピール。谷川から「対局者と駒、どちらがやりたいですか」と問われた濱田市長は「名人(谷川)が対局者で私は駒。歩がいい」とニヤリ。つるのは「香車だとキツいですよ。なかなか動かない駒なので」と話し、会場を沸かせた。
報知新聞社