女子シニアの新規大会“日本女子シニアオープン”が来年5月に開催決定!
JGA創立100周年の日に当たる10月17日、女子シニアのナショナルオープン「日本女子シニアオープン」の創設が発表された。
以前から女子シニア選手たちの間で新規大会の設立はささやかれていたが、昨年9月に行われたJGAのリモート会見では、顧問の戸張捷氏が「すでに(開催に向け)98パーセントくらいのところまで来ている」と示唆。 世界的に女性ゴルファーを増やそうという動きが加速する背景を受け、JGAも本腰を入れて動いたというわけだ。 同オープンは現在、45歳以上の女子プロが競うレジェンズツアーで太陽生命 元気・長生きカップを主催している太陽生命保険株式会社が特別協賛。「第1回日本女子シニアオープンゴルフ選手権競技 太陽生命 元気・長生きカップ」の名称で、25年5月1日(木)~2日(金)、東急セブンハンドレッドC東C(千葉県)にて行われる。 日本女子シニアオープンの創設が決定 競技は36ホールのストロークプレーで争われ、出場人数は108名。出場資格は現在検討中という。主催するJGAの池谷正成会長によると、「日本女子オープン歴代優勝者をはじめとする女子シニア選手からの要望もあり、ここ数年、日本女子シニアオープンの創設に向けて検討を進めてきた」ようで、「JGA創立100周年の日に発表できることを嬉しく思います」と節目での国内メジャー新設に期待を寄せる。 また、JGAは22年にゴルフ振興推進本部を設置し、「ゴルフと健康」「女性とゴルフ」「情報シェアリング」の3部会でゴルフ振興に取り組んでいる。「本選手権が同世代の女性ゴルファーの目標になり、また女性のゴルフ振興や健康寿命の延伸等につながることを期待しています」(池谷氏) 賞金総額は3000万円(予定)。グランドシニアの部を含めて今季11試合あるレジェンズツアーの最高賞金は2500万円なので、このままいけばツアー最高額を塗り替えることになりそうだ。 ※週刊ゴルフダイジェスト11月12日「バックナイン」より
週刊ゴルフダイジェスト