シアターブルック、明日配信の新曲は「インド映画のダンスシーンにインスパイアされたかもしれない」
シアターブルックの配信シングル「妖精」が明日8月28日にリリースされる。 「妖精」は、シアターブルックが6月にスタートさせた配信シングル5カ月連続リリース企画の3本目にあたる作品。佐藤タイジ(G, Vo)が「インド映画のダンスシーンにインスパイアされたかもしれない」と語る本作は、ナチュラルなミクスチャー感覚あふれる音像と、音の響きやフロウに重心を置いたリリックが印象的な1曲となっている。 【画像】シアターブルック「妖精」配信ジャケット(他1件) また来年でデビュー30周年を迎えるシアターブルック。彼らは現在フルアルバムを制作中とのことなので、ファンは続報を楽しみに待とう。 ■ 佐藤タイジ(G, Vo)コメント 今回の作品群の中で一番最初にできた曲。 インド映画のダンスシーンにインスパイアされたかもしれない。 言葉のノリを優先し、方言を使ったりいろんな外国語を使ってみたらジョー横溝(ラジオ番組の相棒)に「タイジさんこれ仮り歌ですか?」と言われてちょっと傷ついた。 僕は字数の多い歌は好きじゃない。 メッセージはシンプルなほど伝わりやすい。 「It's not too late for us」は僕たち人類を励ます言葉だ。 特に日本人には励ましの言葉が必要。 イントロのスクラッチはジャムっているうちに吉澤くんから出てきて採用したもの。意表をついてカッコいい。 シアターブルックは日本で初めてDJ(ターンテーブル)がメンバーになったバンドだ。ということを若いアナタは知らないだろう。 90年代はROCKもHIPHOPもREGGAEもFUNKもPUNKもジャンル同士が今より近かったのだ。 そもそもジャンルとはミュージシャンが作ったものではなく、レコード会社か音楽専門誌やレコード屋さんが売りやすく分類しやすくする為にでっち上げたもの。もともとジャンルなんかないのだ。 音楽=平和があるだけなんだ。