須藤元気、K-1アンバサダー就任「自分がやっていた時を超える流れを作りたい」政治家としての“戦い”も言及
元総合格闘家で政治家の須藤元気が21日、都内で行われた7月7日の『K-1 WORLD MAX 2024』(国立代々木競技場第二体育館)の記者会見に出席し、大会スペシャルアンバサダーに就任することが発表された。 【写真】スペシャルアンバサダー就任!笑顔でポーズを決めた須藤元気 須藤は2002年から06年まで『K-1 WORLD MAX』など数多くの試合に出場し、凝った入場とトリッキーなファイティングスタイルで格闘技ファンの注目を集めた。その後は参議院議員を1期務めるなど、政治家としても活動の幅を広げている。 この日の会見でもファイターさながらのポージングで登場し、「このK-1、格闘技で育ってきた。アンバサダーになれたこと、関係者の皆様に本当に心から感謝したいと思います」と笑顔で話し、「格闘技が盛り上がっていますけれども、自分自身がやっていた時の熱を、あの時を超えるような流れを作っていきたい。全身全霊で、育ててもらったこのK-1 WORLD MAXを盛り上げていきたい」と意気込んだ。 今大会には、須藤がK-1で戦っていたころから現役を続けているブアカーオ・バンチャメークが参戦する。須藤は「まだやってるっていうところに驚きですし、まだ全然動けますよね。ただ、やっぱり今回出るブアカーオ以外の選手は、絶対に負けちゃダメですよ。負けたら逆にK-1自体がここまでかって思われちゃう。選手が育って、どんどん世代交代していかなきゃいけない」と思いを語った。 今大会は東京都知事選の開票日とあって、政治家としての一面にも話題が。須藤は「私は今地元の江東区で活動してるんですが、衆議院選挙があったらそこを視野に考えています。解散がいつあるかわからないんですけれど、いつでも戦えるように」と現役時代さながらのファイティングスピリッツを見せた。 今大会で須藤は大会スペシャルアンバサダーとして試合解説を実施。また大会当日場内スペシャル企画「ゲストと一緒に試合観戦」への参加が決定している。 ■対戦カード ●『K-1 WORLD MAX 2024 スーパーファイト』追加対戦カード ・スーパーファイト/-80kg契約/3分3R・延長1R 松倉信太郎vs.アレクサンドル・アマリティ ●『K-1 WORLD MAX -70kg世界最強決定トーナメント・準々決勝』 1.ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)vs.ブアカーオ・バンチャメーク(タイ) 2.デング・シルバ(ブラジル)vs.ダリル・フェルドンク(オランダ) 3.ヴィクトル・アキモフ(ロシア)vs.ロマーノ・バクボード(スリナム) 4.カスペル・ムシンスキ(ポーランド)vs.ゾーラ・アカピャン(アルメニア) ●『K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦』 1.金子晃大(日本) vs. カン・メンホン(カンボジア) 2.璃明武(日本) vs. アンジェロス・マルティノス(ギリシャ) 3.玖村将史(日本) vs. アントニオ・オルデン(スペイン) 4.大久保琉唯(日本) vs. ジャオ・ジェンドン(中国)