「素敵な女性ですが…」男性が交際としていた40代との突然終わらせたその”理由”、男女間の大きな知識差
子どもがほしい男性と、子どもがほしいアラフォー女性はマッチングがとても難しいのです。 さらに、アラフォーカップルの場合、交際中に妊活費用や生活設計についても具体的に話し合います。妊活はどこまで行う予定か、妊活が成功しても子どもが生まれて成人する頃には定年を迎える年代になるけれども、教育資金や老後の資金はどうするのか。男女とも「何とかなるだろう」と安易に考えている人も多いようです。 話し合いをしたうえで「お金がかかるならやめよう」「大変そうだからやめた」と逃げてしまう男性もいます。お見合いのときに女性から「私は40代ですが子どもがほしい。結婚が決まったらすぐに妊活します。協力してください」と申し出たケースでは、男性が妊活費用を出すという話まで進み、男性も納得したうえで成婚しました。
これはとてもめずらしいケースであって、現実はそううまくはいきません。アラフォーでこれから婚活するにあたって「卵子を凍結していると有利かな」と思って焦って凍結しても、必ずしも婚活に有利に働くわけではないのです。 ■女性に妊娠に対する知識が乏しい男性たち 出産のリミットがある女性と違い、男性は50代でも60代でも「子どもがほしい」と希望する人が多数います。初婚の場合は8~9割が子どもを希望します。そのため必然的にお見合い相手は「若い女性」を希望することになりますが、50代60代で、20代の女性を求めてもうまくマッチングできずに苦戦します。
特に、「妊娠できる・できないは女性だけの問題ではない」という根本的なことを理解していない男性は少なくありません。 還暦を過ぎた男性・茂さん(仮名)は、いつも「20代の女性と結婚したい」と言ってばかり。20代といったら孫と言ってもおかしくない年齢です。 「自分のおじいちゃんのような男性と結婚を希望する20代女子は少ないですよ」と何度もお伝えしていますが、結婚相談所に入りさえすれば、20代の女性を選び放題、いつでも結婚できると勘違いしているのです。