富山ドリームスの新ユニホーム＝氷見市の日本ゼオン氷見二上工場

　　●復興願うユニホーム発表 　9月に開幕するハンドボールの新リーグ「リーグH」に参加する「富山ドリームス」は9日、スポンサー企業の日本ゼオン氷見二上工場（氷見市）で、2024-25シーズンの新ユニホームを披露し、仲舟井裕貴選手（23）の新主将就任を発表した。仲舟井主将は「競技と仕事を両立する『デュアルキャリア』を追究し、地域の信頼を得て、リーグHで結果を残す」と意欲を語った。 【写真】新主将としての決意を語る仲舟井選手。ユニホームの左肩に富山新聞社のロゴが入る 　　●左腕に富山新聞社 　新ユニホームには富山新聞社など20社のスポンサー企業名が入り、富山新聞社は左腕に記されている。メーンのユニホームは宇宙、セカンドユニホームは雪の立山連峰を表現した白を基調にした。キーパーはオーロラをイメージした。震災から復興を願って「がんばろう北陸」の言葉を背中に追加した。 　一般社団法人富山ドリームスの徳前紀和代表理事があいさつした。吉村晃監督は「選手の体も大きくなり、日本一を狙える集団を目指す」と決意を述べた。 2年前に10人強でスタートしたチームは今年は30人に増え、「トップチーム」と「サテラライトチーム」でそれぞれ強化に取り組む。 　　●17日に復興マッチ 　17日に能登半島地震復興応援スペシャルマッチが氷見市ふれあいスポーツセンターで行われ、アルバモス大阪と対戦する。入場無料。リーグHは9月6日に開幕する。