強力なシャドウが待ち受ける「モナドの扉」や便利な山岸風花のスキルでダンジョンは現代風に進化。コミュキャラの声優&ビジュアルも新たにお披露目

アトラスは11月9日、『ペルソナ3 リロード』に関して、新情報を公開した。 本作の対応プラットフォームはPC（Steam、Windows）、PS5／PS4、Xbox Series X|S／Xbox Oneで、Xbox Game Passにも対応。2024年の2月2日に発売予定だ。 『ペルソナ3 リロード』画像・動画ギャラリー この度の発表では、特別課外活動部のメンバーである真田明彦（CV：緑川 光）、桐条美鶴（CV：田中理恵）、山岸風花（CV：能登麻美子）新戦闘服アート、ペルソナのビジュアルが公開された。 ・新戦闘服アート&専用ペルソナ ・「モナドの扉」に山岸風花の支援スキルで現代風に進化したダンジョン・タルタロス 影時間にのみ姿を現す謎のダンジョン・タルタロスの新ギミックなども明かされた。本作では従来の基本的な要素を引き継ぎつつ、グラフィックや一部ギミックを刷新し遊びやすい設計となっている。 まず、ダンジョン内では通常よりも早く移動ができる「ダッシュ移動」や、1ボタンでパーティーのHPを回復させられる「オートリカバー」を駆使することで探索の効率を高めることができる。 さらに戦闘後に仲間が一時的に離脱し、次のフロアに続く経路を探索してくれる特殊行動「偵察」を行えるケースもある。偵察した仲間は次のフロアで合流できるため、パーティーメンバーが一時的にひとり欠けても問題ない場合はぜひ活用し、スムーズに探索を進めていこう。 くわえて、本作よりタルタロスにて、「モナドの扉」と呼ばれる巨大な扉が出現するケースが存在する。扉の先には強力なシャドウが存在しているが、倒すことで強力なアイテムなどを入手できる。 「モナドの扉」の一種として「モナド通路」と呼ばれる要素も存在し、こちらは複数体のシャドウが待ち受ける分、無事にすべて撃破すれば一層強力なアイテムが入手できるという。 タルタロスの攻略においては回復アイテムなどのリソース管理も重要だ。ダンジョン内には破壊することで回復および換金用のアイテムや、マップ上の宝箱の開錠に使うアイテム「薄明の欠片」を入手できる。「薄明の欠片」に関してはエントランスに置かれた時計にて7つ使用することで、メンバー全員のHPおよびSPを回復可能だ。 また、メンバーである山岸風花は戦闘には直接参加しないものの、探索を支援することができる。 他キャラクターと同じくSPを消費することで、発動後はそのフロアの敵から感知されなくなる「ジャミング」や、フロアの敵を一時的に動揺状態にする「ショックノイズ」、発動後に戦闘を行った際、味方全体の能力を強化した状態で戦闘開始させる「シルフィードオーラ」といった便利な探索スキルが用意されている。 戦闘の終了後にはランダムで提示されたカードから任意の数を選択することで、カードに応じた効果やペルソナを入手できる「シャッフルタイム」がしばしば発生する。この際に「取得経験値増加」や「総攻撃で与えるダメージが増加」といった効果を持つ特殊なカード「大アルカナカード」が出現するケースがあり、取得すればその日の探索中は強力な効果を発揮する。 大アルカナカードが取得上限に達すると、「アルカナバースト」が発生し、その日の探索中にシャッフルタイムで出現する小アルカナカードの効果の効果が強化される。ガッツリ探索やレベル上げをする際には「アルカナバースト」を積極的に狙っていこう。 タルタロスに関しては上記のほか、倒せば大量の経験値とお金がもらえる金色に輝く「レアシャドウ」がまれに出現したり、発見し救出すれば報酬が貰えるタルタロス内に迷い込んだ失踪者がいたり、同一のフロアに一定時間とどまり続けると圧倒的な力を持つ「刈り取るもの」が出現したりと従来の『ペルソナ3』と同様のギミックも搭載されている。 タルタロスの探索は本作における重要な要素となっているため、探索する際の衣装の外見をメニューから気軽に切り替えて気分転換し、大ボリュームのダンジョンを攻略しよう。 ・「コミュ」キャラクターの新ビジュアル&声優もお披露目 発表では「コミュ」システムで交流できるキャラクターと担当声優も新たに紹介された。キャラクターの詳細と声優は以下のとおり。 テレビ通販社長 たなか社長（CV.島田敏） 一度聞いたら忘れないテーマソングと、カメラの前で直々に商品を売り込むスタイルで、飛躍的に顧客を増やしているテレビ通販会社の社長。お金にがめつく、独特の経営理念を持つ。街中で出会った主人公に目を留め、タレントとして売り出そうと目論む。 型破りな僧侶 無達（CV.青森伸） クラブ・エスカペイドに出没するややガラの悪い僧侶。 高価な葉巻をくわえ、指には金の指輪をはめ、煩悩だらけの様態を見せるが、口の上手さが幸いし、ありがたい説法のお坊さんとして檀家からの評判は上々。 クラブで出会った主人公に独自の価値観と言葉で説教を繰り返す。 他校のエース 早瀬護（CV.梅原裕一郎） 他校の陸上部のエースで、大学や実業団からも声がかかるほどに全国レベルで注目を浴びる実力者。 陸上部の夏の大会「明王杯」で主人公に才能を見出し、ともに競い合うライバルとして認める。 インターネット Y子（CV.なし） オンラインゲーム「デビルバスターズオンライン」で、主人公が初めに出会うプレイヤー。 主人公の操るキャラクターN島を相棒と呼び、ペアでの冒険を楽しむ赤い服の女。 休日には必ずログインし、主人公が来るのを待っている。 神社の女の子 大橋舞子（CV.河野ひより） 長鳴神社脇の公園に姿を見せる女の子。 連日喧嘩が絶えず離婚寸前の両親に対して不安を感じ、あまり家に帰りたがらない様子を見せる。 普段は放課後はひとりで過ごしていることが多く、神社で出会った主人公をおにいちゃんと呼び慕う。 余命いくばくも無い青年 神木秋成（CV.野島裕史） 長鳴神社の傍にあるベンチで佇む、余命いくばくもない青年。不治の難病を患っており、平日は自宅で療養し、休日になると弱った体をおして神社へやってくる。 自分の生きた証を童話という形で残そうとしており、作品が書き進むたびに主人公に聞かせてくれる。 古本屋の老夫婦 北村光子（CV.高木早苗） 古本屋の老夫婦 北村文吉（CV.龍田直樹） 巌戸台駅商店街の一角に佇む古本屋「本の虫」の店主夫婦。文吉爺さんは陽気で人懐っこいが少々ボケ気味、光子婆さんは優しいしっかり者で、気ままに商売をする文吉爺さんを陰で支える本の虫の屋台骨。夫婦仲はとても良好。 数年前に月光館学園に勤めていた一人息子を亡くしており、生前に彼が学園の中庭に植えた柿の木を形見のように思っている。 なお、放課後や休日には親交を深めたキャラクターたちからメールで誘いを受けることがあるという。メール画面から即座にキャラクターの前にショートカットすることができ、キャラクターごとの個性的なメールにニヤリとすることもありそうだ。 引き続き本作の続報が公開されるため、興味がある読者は『ペルソナ』シリーズの公式X（旧Twitter）アカウントをチェックして発売を待とう。