新しいビュイックの3列シートSUVがカッコいい! ベンツやレクサスなどとは異なる“世界観”とは
クオリティの高いインテリア
4月9日、アメリカのビュイックは、新しい「アンクレイブ」を発表した。 アンクレイブは2008年に登場した、ビュイックのフラッグシップSUVだ。エクステリアのうちフロントまわりは、コンセプトカー「ワイルドキャット」を彷彿とさせるデザインを採用。足まわりでは最大22インチのホイールを用意する。 インテリアは、湾曲した30インチの巨大なスクリーンが目をひく。Apple CarPlayとAndroid Autoはワイヤレス接続にも対応する。オーディオシステムはBose製だ。上級グレードの「Avenir」は、パノラマサンルーフや2列目シートヒーター、ヘッドアップディスプレイ、2列目および3列目シートの電動格納機能なども装備する。 搭載するエンジンは、かつての3.6リッターV6ガソリンからダウンサイジングし、2.5リッター直列4気筒ターボに換装された。最高出力は310psから328psにアップ。トランスミッションは8ATと組み合わされる。駆動方式は前輪駆動または4WDだ。Avenirにはアダプティブダンパーを搭載し、乗り心地と走行性能を高める。 運転支援機能面では、新たに車線維持機能や交通標識認識機能などを装備。さらに、オプションでハンズオフ運転を可能とする高度なアダプティブクルーズコントロール「スーパークルーズ」も用意。 新しいアンクレイブは今夏発売予定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)