東京湾口道路の早期実現を目指して 建設促進期成同盟会が設立
チバテレ(千葉テレビ放送)
千葉県富津市と神奈川県の横須賀市をつなぐ「東京湾口道路」の早期実現を目指す期成同盟会が10月29日に設立されました。 「房総地域東京湾口道路建設促進期成同盟会」の設立総会が29日、木更津市で開かれ、館山市や木更津市、茂原市、鴨川市など13の自治体と43の経済団体が出席しました。 総会では、半島性を解消し、災害時の代替路線にもなる「東京湾口道路の早期建設は不可欠」として、期成同盟会の設立決議案が可決されました。 期成同盟会の会長には富津市の高橋恭市市長が就任し、「東京湾口道路は広範囲の地域活性化や東京圏への過度の集中緩和も期待できる」と述べました。 東京湾口道路は、東京湾の出入口部分の浦賀水道を横断し、富津市と横須賀市をつなぐ約17キロの道路として構想されています。 1962年度に当時の建設省が調査を始め、関係自治体で作る協議会が、国などへの要望活動を行ってきました。 東京湾アクアラインの渋滞解消が期待できることや、2023年にSNSで東京湾口道路の構想が話題になったことなどから、協議会を期成同盟会に「格上げ」し、構想の具体化に向けて要望活動の強化を図るということです。
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